堀越の家の建具は玄関建具、室内建具ともにオリジナルで設計しています。
オリジナルの良さは、空間に合うよう木製やスチール製などの素材や色、低い建具や高い建具、とってまで自由に
選定することができます。
玄関建具は開き扉とし素材はレッドシダーを選定しています。
ドアハンドルは木とスチール組み合わせています。カラーも何度もサンプルを作成し塗っていきます。
木製の玄関建具は時間の経過とともに、とても味わい深い雰囲気をかもしだしてくれます。
写真の室内建具はLDK空間と玄関をつなぐ建具です。
こちらも木とアクセントでスチールを組み合わせています。
見えすぎることがすべてにおいてよいことではありませんが、堀越の家ではガラスの面積を大きくすることにより
LDK空間と玄関が一体化になり部屋を大きく見え、開放感があります。
また、すべての建具をオリジナルで制作してしまうとコスト高になりますので
例えば、プライベート空間の寝室や子供部屋などあまり目につかない箇所で既製品の建具を選定し
コストを調整していくこともあります。
すべてを頑張りすぎず、どこにコストをかけて、どこに少し息抜きするか、コストバランスを調整していきます。