古民家リノベーションで居心地の良い空間をつくるための心得とは
コラム
古民家リノベーションは新築の注文住宅と違い、経験や豊富なアイディアが重要になってきます。
新築の住宅と同じで人々が「住む空間」ではありますが、設計の進め方としては全く別物になります。
築浅の戸建てリノベーションやマンションリノベーションともまた違い、テクニックが重要になってくるのではないでしょうか?
建物の歪みに対する考え方や、例えば抜ける柱や抜けない柱、構造に対する対処方法など経験値が非常にモノをいいます。
また、空間全体を把握し、計画を頭の中に叩き込みながらある程度解体後のイメージを膨らませておかないと、解体し既存の計画時では見えなかった下地などのイメージが実際と違ってくると工事中にコストも追加であがってきます。それを避けるためにも、既存の入念な調査、計画が必要です。ある程度、計画が大規模になると予測しながらの部分も多くありますので、そこは経験値を発揮する見せ場となります。
また、古民家独特のなんとも言えない経年変化をもたらした空間の中にリノベーションによって新たに使われる素材使いもかなり重要になってきます。
古民家に新築の注文住宅のような既製品の建具や家具、そしてプリント系のフローリングなどを使用するとかなりミスマッチな選択になります。
コストとにらめっこをしながら既存の古民家空間に合う素材選定もとても難しいものになります。
古民家の空間に新たに古材を使用するのも良いですし、全然別物の素材 例えばスチールなどを組み合わせてみるのも魅力的です。
床に関しても、畳を新調するのも良いですが、無垢のフローリングやカーペットなども空間によっては魅力的です。
和の空間にあえて新しい部分には洋のようなデザインも魅力的だったりします。
また古民家リノベーションにとって経験値として重要なアイテムは照明器具と建具、家具になります。
古民家は最近の新築の住宅と違い 建具の個数がかなり多くそれをすべて改修するのにもコストがかかったり、コストを下げるために既製品の建具を使用すると古民家空間が一気に冷めてしまいます。また照明器具についても、様々な手法がありますので現代の手法を使用しながら居心地の良い空間を演出することが可能です。
古民家リノベーションは築浅のリノベーションと違い至れり尽くせり改装となるとコストも一気に跳ね上がる傾向にあります。
今ある古民家の魅力ある空間にメリハリをつけながら計画していくことが重要になってきます。
広島を拠点に全国で住宅設計、リノベーション、店舗設計をさせて頂いているasazu design officeは古民家リノベーションも得意としています。
古民家をそそまま住宅として使用。古民家を民泊施設や飲食店、物販店にリノベーションすることも可能です。
古民家リノベーションをお考えの方は「遊び心」も兼ね備えながら「固定概念にとらわれない理想の空間づくりを目指す」設計事務所です。
アットホームな設計事務所でお施主様とあれこれお話をさせて頂きながら設計させて頂くのが得意な設計事務所ですので、是非、お気軽にいつでもなんでもお問い合わせください!!
asazu design officeでは今までの経験値や豊富なアイディア。そしてお施主様とのコミュニケーションを大切にひとつひとつ丁寧に魅力ある居心地の良い古民家リノベーション空間を実現させて頂きます!!